中学校 理科 1年 【1-3身のまわりの現象 3章 力のはたらき(p.166ー187) (p.183)】

大問1

下の図は,ひもでつるした本を手で支えているときの力を矢印で表しています。
□① 矢印の長さA,矢印の向きB,矢印のつけねCは,それぞれ力の何を表していますか。( A:力の大きさ )( B:力の向き )( C:作用点 )
□② 1Nを長さ0.5cmの矢印で表すと,この力の大きさは何Nですか。(  3N  )
□③ 本にはたらく重力を,正しく表しているのはどれですか。ア〜ウから選びましょう。(  イ  )
□④ この本にはたらく重力は何Nですか。(  3N  )



大問2

ばねに1個100gのおもりをつるしていったところ,おもりの数とばねの伸びの関係は下の表のようになりました。


□① おもりがばねを引く力の大きさ〔N〕とばねの伸び〔cm〕の関係をグラフにかくと,どのようになりますか。ア〜ウから選びましょう。(100gの物体が受ける重力を1Nとする)(100gの物体が受ける重力を1Nとする)(  ウ  )
□② おもりの数が7個だとばねは何cm伸びますか。そう考えた理由は何ですか。( 約14cm )( おもりの数とばねの伸(の)びが比例し,おもり1個当たりばねは約2cm伸びるから, 2cm×7 = 14cm  )
□③ ばねの伸びを18cmにするには,おもりを何個にすればよいですか。また,そう考えた理由は何ですか。( 9個 )( おもり1個で約2cm伸びるので, 18cm÷2cm = 9  )



大問3

次のア〜カの文は,「重さ」と「質量」について説明したものです。ア〜カのうち,「重さ」に関係したものを選びましょう。
ア 上皿てんびんではかる。
イ 単位はニュートン。
ウ はかる場所がちがっても変わることのない物体そのものの量。
エ 物体にはたらく重力の大きさ。
オ はかる場所がちがうと変わる。月面上では地球上の約6分の1の値である。
カ 単位はキログラム。( (イ)(エ)(オ) )


▶力の表し方(p.167〜174)

□物体が力を受けるときに見られる現象には,次の3つがある。
① 物体の形が変わる
② 物体の運動のようす(速さや向き)が変わる
③ 物体が支えられている
□地球上のすべての物体は,地球がその中心に向かって引きつける重力を受けている。
□力の大きさの単位は,ニュートン(記号N)である。地上で100gの物体が受ける重力の大きさは約1Nである。
□ばねの伸びは,ばねが受ける力の大きさに比例する。これをフックの法則という。
□力を表すには,力の矢印を用いる。


▶力のつり合い(p.175〜179)

□1つの物体が受ける2力がつり合うのは,次の3つの条件がそろったときである。
2力がつり合う条件 
① 2力は一直線上にある。
② 2力の大きさは等しい。
③ 2力の向きは反対である。

□重力以外にも,弾性力,摩擦力,磁石の力,電気の力など,いろいろな力が身のまわりに見られる。

▶重さと質量(p.182)

□場所によって変わらない物体そのものの量を質量という。単位はグラム(記号g)やキログラム(記号kg)である。
□「重さ」は「物体にはたらく重力の大きさ」という意味で使う。


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