中学校 理科 2年 【2-3 電流とそのはたらき 2章 電流と磁界(p.182ー203) (p.203)】

大問1

図のように,水平に置かれた厚紙の上の円周上A,B,C,Dに4個の磁針を置き,その円周の中心に導線を通して電流を流す実験をしました。
⒜〜⒞の図は,そのときのそれぞれの磁針を真上から見たようすを示しています。
□① ⒜〜⒞で,導線に電流が流れていない図はどれですか。(  ⒜  )
□② ⒜〜⒞で,導線の上から下へ電流を流したときの図はどれですか。(  ⒝  )



大問2

図のように,コイルに棒磁石のN極を近づけたら,検流計の針がはじめ左に少しふれました。
□① コイルに流れる電流を大きくするには,どうすればよいですか。( 棒磁石の動きを速くする。 )
□② 棒磁石のS極をコイルに近づけるように動かすと,検流計の針は,はじめ左右どちらにふれますか。(  右  )
□③ この実験のように,コイルの中の磁界が変化し,コイルに電流と電圧が生じることを何といいますか。( 電磁誘導 )



▶電流による磁界(p.183〜190)

□磁石による力を磁力といい,磁力のはたらく空間には磁界がある。
□磁針のN極の指す向きを磁界の向きという。磁界の向きをなめらかに結んでできるひとつながりの曲線を磁力線という。


□導線に電流を流すと,導線のまわりに磁界ができる。磁界の向きは,電流の向きによって決まる。



▶モーター・発電機(p.191〜203)

□磁界の中で電流を流すと,電流に力がはたらく。このときの力の向きは,磁界の向きと電流の向きによって決まる。この現象を利用した装置がモーターである。


□コイルの中の磁界を変化させると電磁誘導が起こり,誘導電流が流れる。この現象を利用した装置が発電機である。
□電流の向きがつねに一定の電流を直流という。
□周期的に電流の向きが変わる電流を交流という。
□交流の1秒間当たりの周期の回数を周波数(単位ヘルツ,記号Hz)という。


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