中学校 理科 2年 【2-4 天気とその変化 1章 大気の性質と雲のでき方(p.224ー241) (p.241)】

大問1

下の図1は,24Nの重力がはたらくレンガです。図2のようにして,スポンジのへこみ方を調べました。
□① 図2のア〜ウで,スポンジのへこみ方が最も大きくなるのはどれですか。(  ウ  )
□② ア〜ウの場合,スポンジがレンガから受ける圧力は,それぞれ何Paですか。( ア:1500Pa )( イ:3000Pa )( ウ:4800Pa )



大問2

図のように,金属製のコップにくみおきの水を3分の1くらい入れ,かき混ぜながら氷水を少しずつ加えていきました。
□① 氷水を加えていくと,コップの表面にどのような変化が見られますか。コップの表面の変化を簡単に説明しましょう。( コップの表面が水滴でくもる。 )
□② この実験では,空気の何とよばれる温度が測定できますか。( 露点 )
□③ この実験では,20℃でコップの表面に変化が見られました。このときの空気1立方m中には,約何gの水蒸気がふくまれていますか。下の飽和水蒸気量の表を参考に考えてみましょう。( 17.3g )
□④ この実験を行ったときの気温は30℃でした。このときの湿度は何%ですか。( 56.9% )



大問3

下の図は,雲のできるようすを模式的に表しています。
□① 図のAの空気が上昇すると,体積はどのようになりますか。( 大きくなる。 )
□② 図のAの空気が上昇すると,温度はどのようになりますか。( 低くなる。 )
□③ Aの空気は,Bの高さで何とよばれる温度に達しますか。( 露点 )



▶地球をつつむ大気(p.225〜228)

□地球をとりまく大気の層を大気圏という。
□大気による圧力を気圧(大気圧)という。
□単位面積(1平方mや1平方cm)当たりの面を垂直に押す力の大きさを圧力という。圧力の単位はパスカル(記号Pa)である。


□気圧の単位にはヘクトパスカル(記号hPa)を用いる。海面と同じ高さにおける気圧は平均すると, 約1013hPaであり,これを1気圧という。気圧は上空ほど低い。

▶雲のでき方(p.229〜241)

□太陽光の熱をエネルギー源として,水は地表と大気の間を大きく循環している。
□水蒸気が冷やされて水滴に変わることを凝結といい,水蒸気の凝結が始まる温度を露点という。
□ある温度の空気中にふくまれる水蒸気量には限界があり,そのとき空気は水蒸気で飽和しているという。飽和しているときの水蒸気量を飽和水蒸気量という。


□ある温度の空気にふくまれる実際の水蒸気量が,飽和水蒸気量の何%になるかを表した値を湿度という。


□空気が上昇すると膨張して温度が下がり,露点より低くなると空気中の水蒸気が凝結する。こうしてできた水滴や氷の粒が雲になる。
□雲の粒が集まり大きくなると,上昇気流で支えきれなくなる。こうして落ちてきた粒が雨や雪である。地上に降ってきた雨や雪を降水という。



©2019 学校図書株式会社     >もくじトップ<     >推奨環境<     >使い方の注意<