中学校 理科 2年 【2-4 天気とその変化 3章 日本の天気(p.254ー275) (p.270)】

大問1

図は日本の天気に影響をあたえる高気圧を示しています。
□① A,B,Cの高気圧は,それぞれ何といいますか。( A:シベリア高気圧 )( B:オホーツク海高気圧 )( C:太平洋高気圧 )
□② A,B,Cの高気圧でできる気団の特徴を説明してみましょう。( A:気温が低く乾燥している。 )( B:気温が低くしめっている。 )( C:気温が高くしめっている。 )


大問2

図ア,イは冬と夏によく見られる天気図を示しています。
□① 図ア,イのどちらの天気図が冬によく見られますか。(  ア  )
□② A,Bの高気圧をそれぞれ何といいますか。( A:シベリア高気圧 )( B:太平洋高気圧 )
□③ A,Bの高気圧でできる気団はそれぞれ何気団ですか。( A:シベリア気団 )( B:小笠原気団 )
□④ 図アの天気図のような気圧配置を何といいますか。( 西高東低型 )
□⑤ aでの風向はどのようになりますか。(  北西  )
□⑥ 図アのときの日本海側と太平洋側の特徴的な天気を,それぞれあげましょう。( 日本海側:雪(大雪) )( 太平洋側:乾燥していて晴天  )


大問3

盆地などでは,風のない晴れた日の深夜から早朝にかけて,しばしば濃い霧が発生します。次の①,②について,「露点」という言葉を使って説明しましょう。
□① 霧が早朝に発生しやすいのはなぜでしょうか。( 早朝は気温が低く,露点より低くなることが多いため。 )
□② 霧が日中に消えてしまうことが多いのはなぜでしょうか。( 時間とともに気温が上がり,露点より高くなるため。 )


▶日本の季節に影響する要素(p.255〜257)

□日本上空では,西から東に向かう偏西風という強い風がふいている。
□日本の周辺には季節ごとに発達する高気圧があり,それにともなって気団ができる。


□ある地域で季節ごとに決まってふく風を季節風という。
□海水の流れを海流といい,日本の周辺には暖流と寒流が流れている。

▶四季の天気(p.258〜266)

□冬は特徴的な西高東低型の気圧配置になる。シベリア高気圧から強い季節風がふき,日本海側に雪をもたらし,太平洋側は晴天で乾燥した日が多い。
□春は,大陸から移動性高気圧と低気圧が交互にやってきて,晴れの日と雨の日がくり返しやすい。
□6〜7月ごろに日本付近にできる停滞前線を梅雨前線といい,くもりや雨の日が続く。この時期を梅雨という。
□夏は,日本は太平洋高気圧におおわれ,蒸し暑い晴れの日が続きやすい。
□秋は,日本付近に秋雨前線とよばれる停滞前線ができて,雨の日が多くなる。秋雨前線が南下すると,大陸から移動性高気圧と低気圧が交互にやってきて春と同じような天気になる。
□熱帯低気圧が発達すると台風とよばれ,8月〜9月に日本に接近することが多い。


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