中学校 理科 3年 【3-4 地球と宇宙 2章 太陽や星の見かけの動き(p.204ー225) (p.225)】

大問1

次の図は,日本で,ある日の太陽の動きを透明半球に記録したものです。
□① 北にあたるのは,A~Dのどれですか。(  D  )
□② 日の出の位置は,A~Iのどこですか。(  E  )
□③ Gは太陽高度が最も高かった点です。このときの高度を何といいますか。( 南中高度 )
□④ この観測を行った時期は秋分の前ですか後ですか。( 秋分の後 )
□⑤ 太陽がこの記録のように移動して見える1日の動きを何といいますか。( 日周運動 )
□⑥ 太陽がこの記録のように移動して見える原因は何ですか。( 地球の自転 )


大問2

次の図A,Bは,日本で観測した,ある方位の空の星の動きを示しています。
□① 図A,Bは,それぞれどの方位の空の星の動きを表していますか。また,星はア,イのどちらに動きますか。( A:東,ア )( B:北,ア )
□② 図Bの中心の星Pを何といいますか。( 北極星 )
□③ 図Bの空の星が,星Pを中心に回転するように見える理由について,「星P」,「自転」,「地軸」という言葉を使って説明しましょう。( [解答例]自転する地球の地軸の方向が星Pのある方向と一致しているため。 )


大問3

次の図は,太陽のまわりを公転する地球と,それぞれの位置で真夜中に南中する星座を表しています。
□① 地球は,矢印a,bのどちらの方向に動いていますか。(  a  )
□② 地球がBの位置にあるとき,日本は,春,夏,秋,冬のどの季節ですか。(  夏  )
□③ 日本で,おうし座が真夜中に南中するのは,春,夏,秋,冬のどの季節ですか。(  冬  )
□④ 地球がDの位置にあるときに,日没直後の南の空に見えるのは,図のどの星座ですか。( みずがめ座 )


大問4

次の図は,地球に当たる太陽の光を表しています。
□① 太陽の光が当たっていない地球の部分を黒く塗るとどのようになりますか。最も適切なものを下のア~エの中から選びましょう。(  ウ  )


□② 次の図のとき,一日中太陽が昇ってこないのは,北極と南極のどちらですか。( 北極 )
□③ 北半球での季節は何ですか。(  冬  )
□④ Xの地点で北極星が見える高度を表すのは,図中のa〜dのどれですか。(  d  )
□⑤ Xの地点での太陽の南中高度を表すのは,図中のa〜dのどれですか。(  a  )



▶天球(p.205〜206)

□地球は,地軸を公転面に垂直な方向から約23.4°傾けて公転している。
□天体を観測するとき,観測者を中心とした見かけの球状の天井を天球という。
□天体の位置を表すのに用いる東西南北を方位という。


▶太陽の動き(p.207〜215)

□地球の自転によって,太陽は東から西へ,1日1回動くように見える。これを太陽の日周運動という。
□太陽などの天体が真南にきたときを南中といい,そのときの高度を南中高度という。
□地球は地軸を公転面に対して傾けて公転している。このため,日本付近の太陽の南中高度は夏に高く,冬は低くなる。また,昼の長さは夏は長く,冬は短くなる。したがって,地面が1日に受け取る太陽からのエネルギーは夏に多く,冬には少なくなり,季節の変化が生じる。


▶星の動き(p.216〜224)

□1日の星の動きは方位によって異なるが,全体としては天球上を太陽と同じように動いて見える。これを星の日周運動という。


□同じ時刻に見える星座の位置は,1年の周期で東から西へずれていく。このような星の動きを星の年周運動といい,地球が1年に1回,太陽のまわりを公転することによって起こる。
□地球の公転によって,太陽は星座の間を,1年の周期で西から東へ動いていくように見える。天球上で,太陽が星座の間を動く見かけの通り道を黄道という。



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